羊毛フェルトシューズの踵の有無
展示会などでよく聞くお客様の声の1つは、踵ありタイプ・踵なしタイプ、どちらにするか迷われること。ということで、それぞれの特徴(メリット・デメリット)をお伝えします。

≪踵ありタイプ≫
(メリット)
〇フィット感・ホールド感があるから動きやすい、簡単に脱げない
〇踵まで包まれるので保温性が高く、冬はとても暖かい
〇芯材が入っていないので、踵部を前に折りたたんで踏むようにも履ける2way
(デメリット)
●頻繁に脱ぎ履きするような場面では面倒に感じられるかも
●踵なしタイプより少し価格が高い(羊毛の使用量が多くなるため)
≪踵なしタイプ≫
(メリット)
〇脱ぎ履きしやすいので、気軽に簡単に足を出し入れできる
〇踵ありタイプよりも少し価格が低い(羊毛の使用量が少なくなるため)
〇冬以外の季節でも快適に履きやすい
(デメリット)
●比較的、ホールド感が劣るため、比較的歩きにくく脱げやすくなるかも
●踵が包まれないので、そのぶん冬の保温性は比較的下がる
書いていることは、だいたい正反対のことなのですが、あとはお客様による見た目のデザインのお好みなのかなぁと思います。この踵の有無の特徴については、羊毛フェルトに限らずレザールームシューズにも言えることですね。個人的にはどちらがオススメなどはありません。他に何か気になることなどありましたら、お気軽にお問い合わせください。
